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ストキャスティクスとは?FX初心者でも使える見方、使い方などを詳しく解説

最近、トレードがうまくいかないな。

ストキャスティクスってインジケーターを聞いたことあるけど、どうやって使うんだろう。

上記のような悩みを持っていませんか?

ストキャスティクスは初心者でも使いやすいインジケーターとなっており、上手に使用することで利益を上げることができます

今回はその理由と、トレードにどう生かしていくかということについて解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。

ストキャスティクスとは?

まず、ストキャスティクスの概要について説明します。

ストキャスティクスとは、相場の過熱感を分析し、相場が反転するタイミングを見つけるために利用されることが多いインジケーターのことで、オシレーター系のインジケーターの一つです

インジケーターとは、日本語で「推計統計学」のことです。

過去の一定期間の最高値と最安値から、終値の水準を分析していきます。

ストキャスティクスの見方と使い方

まずは、ストキャスティクスの見方について解説していきます。

ストキャスティクスは0~100の間で、「%K」「%D」という2本の線を表示します

「%K」は一定期間の値幅を100として現在どの水準にいるかという数値です。
「%D」は「%K」を移動平均化したものです。

次に、ストキャスティクスの使い方についてです。

2本のラインが80%以上で推移すると「買われすぎ」、20%以下で推移すると「売られすぎ」が基本になります

買われすぎゾーンでデッドクロスが発生すれば売りサイン、売られすぎゾーンでゴールデンクロスの発生で買いサインになりますので、見逃さないようにしましょう。

ストキャスティクスで現れるサイン

では、ストキャスティクスで現れるサインを詳しく見ていきます。

ゴールデンクロス

「%K」が「%D」を下から上に抜ける現象です。

売られすぎゾーンでゴールデンクロスが発生 → 買いサインになります。

デッドクロス

「%K」が「%D」を上から下に抜ける現象です。
買われすぎゾーンでデッドクロスが発生 → 売りサインになります。

ダイバージェンス

価格とインジケーターの動きが逆行する現象です。
相場の反転を示唆しています。

利益が出ているポジションの利益確定の目安になります。
また、現在のトレンド方向へ新たなトレードの見送り検討の目安にもなっています。

ファストストキャスティクスとスローストキャスティクス

次に、「ファストストキャスティクス」と「スローストキャスティクス」について解説していきます。

ファストストキャスティクス

最新の価格水準のインジケーターへの反映が早いことが特徴です。

価格のぶれに敏感に反応しすぎるため、ダマシも多くなります。

スローストキャスティクス

しっかりと方向感が出てきてから反応するので、トレンド初動には乗りにくいですが、
ダマシがファーストストキャスティクスに比べて少ないことが特徴です。

初心者は「スローストキャスティクス」がおすすめ

初心者におすすめなのは、比較的ダマシの少ないスローストキャスティクスです

まずはストキャスティクスを使ったトレードに慣れて、スキャルピングなど短い時間足でも利益を狙いたくなってきたら、ファストストキャスティクスを使ってみましょう。

ストキャスティクスと相性の良いインジケーターの組み合わせ

ストキャスティクスと相性の良いインジケーターを解説します。

ストキャスティクス × MACD

MACDにもゴールデンクロス・デッドクロスがあります。

双方のサインが一致した時にエントリーすることで、エントリー根拠を強めることができます。

ストキャスティクス使用上の注意点

ストキャスティクスを使用する上での注意点を解説します。

ストキャスティクスは、逆張りのテクニカル分析という性質を持っているため、利益確定は素早く行う必要があります
手仕舞いのサインを待ち過ぎると、利益を確定するのに出遅れてしまうリスクがあるので、注意しましょう。

強いトレンドが形成されたときは、ストキャスティクスを含めたオシレーター系のインジケーターは機能しません。
レンジ相場や、相場の細かい波で短期的に利益を狙うようなトレードに有効となっています。

ストキャスティクスのまとめ

いかがでしたか?

ストキャスティクスを使いこなすことによって、トレードの幅が広がります。

ぜひ、今回の記事を参考にして、ストキャスティクスを使ってトレードをしてみてください。
そしてストキャスティクスに慣れたら、他のインジケーターと比較し組み合わせて、自分に合う方法を見つけてみてくださいね。