FX初心者は絶対に身につけたい!資金管理を徹底解説【コツコツドカン対策】

FXを行う中で最も重要なものの1つが「資金管理」です。

「利益が上がっていれば、資金管理は特に必要がない」と思われる方もいらっしゃいますが、相場に生き残るために、資金管理のことは必ず考えなければなりません。

利益が上がっていたはずなのに、急に大きな損失になってしまった…

このような人もいらっしゃるかもしれません。

いわゆる「コツコツドカン」呼ばれる現象は、資金管理不足が原因です。
資金管理さえできていれば、リスクを減らし、安定した収入を手にすることが可能です。

そこで本記事では、資金管理について詳しく解説します。

目次

FXの資金管理とは?

資金管理は、FX取引を行う上で最も重要なことの1つです。

取引を行うときにトレーダーの7割から9割が負けてしまうと言われています。
その半分以上は、資金管理ができていないことが原因です。

改善方法としては、「資金管理を改善させること」となります。
資金管理ができるようになって初めて、負けないFXが実現できるようになるのです。

それでは早速、FXにおける資金管理の重要性を考えていきましょう。

FXで稼ぐために必須の資金管理法3つ

ここではFXで稼ぐために必須の資金管理法3つについて解説します。

1:資金は割合ベースで考える

FXを行うために必要となるのが資金です。
資金を大きく超えるようなトレードをしてしまうと、大きな損失になる可能性が格段に上がってしまいます。
それを防ぐために、まずは割合ベースで考える必要があります。

「1日の損失をいくらまでにするのか?」
それを考えるだけで損失を抑えることが可能です。

負けないFXでは、「2%ルール」の実践を推奨しています。
本記事途中で詳しく解説しています。

2:破産しないラインを守る「バルサラの破産確率」

バルサラの破産壊率とは、「トレーダーがトレードを続けていくうちに、素のトレーダーが破産する確率がどのくらいあるのか?」というのが計算できるようになる理論です。

表を見ながら、自分の破産確率がどのくらいあるのか?を確認します。

トレードで使っているお金がゼロになると破産してしまうので、そうならないためには破産回避が必要です。

破産回避をするためには下記の3つが必要となります。

  • 勝率
  • 投資利益率
  • 許容損失

順番に解説します。

勝率

勝率とは、トレードをエントリーしたうちの勝った割合のことです。

例:「勝ち回数÷トレード数×100%」

許容損失

損益設定(許容損失)とは、平均損失ともいいます。
損失を出した、つまり負けを出したときの平均の損失のことです。

平均利益とは、平均損失とは逆に、利益を出した、つまり勝ちを出したときの平均の利益のことです。

例:「平均損失 ÷ 元手 × 100%」

損益率(投資利益率)

損益率(投資利益率)とは、プロフィットレートともいいます。
平均利益が平均損失の何倍あるかを計算するものです。

例:「平均利益 ÷ 平均損失 × 100%」

平均損失に関しては、損切り設定している人がほとんどなので、決まった計算をしなくても良い場合があります。

平均利益に関しては、トレードが続いているうちに利益が違いますので、計算する必要があり、トレーダーによって平均利益が毎回違う人がほとんどです。

3:メンタルに左右されない

資金管理をする上で、意外と重要なのがメンタルです。

オリンピック選手に例えると、試合においては瞬時に判断するとき、脳について意識をしています。
脳が疲れると最大のパフォーマンスが付きません。

FXも同様、脳が疲れていたら睡眠をとるようにして下さい。
理由は、睡眠不足のダメージはFXに大きく左右されるからです。

今日は〇〇万円まで行きたいから〇〇時までトレードしたいな!

とちょっとエントリーしたつもりが含み損となってしまい、大きな損害にもなってしまいます。

FX資金管理方法:「最適ロットの計算」

ここではFXの資金管理手法のうち、「最適ロットの計算」の方法について解説します。

ロットについて理解を深めたい場合は、下記記事も併せてご覧ください。

手順は下記のとおりです。

  1. 許容損失額を決める
  2. 損切りpipsを確認する
  3. 最適ロット数を計算する

順番に見ていきましょう。

手順1:許容損失額を決める

許容損失額とは、1回のトレードや1日のトレードで、どのくらいまで資金が減ることを許容できるかといった金額のことです。

一般的に許容損失額はロットの2%以下と言われています。
これを決めておくことで、資金が減った場合に元に戻すことが可能です。

そのため、一旦トレードを中止する必要があります。

手順2:損切りpipsを確認する

そもそもpipsとはなにか?

10万通貨で10pips取って1万円なのか?
1万円通貨で100pips取って1万円なのか?

金額によってそれぞれロット数が違ってきます。

持っている金額が異なると「はてな」になってしまうので、分かりやすくするためにpipsで示しているのです。

pipsを理解する

例えば、109.600円の場合、
「109.600円=109円60銭」をそれぞれ位で表し
「10,000の位が1、1,000の位が0、100の位が9、10の位が6、1の位が0」
となります。
なので1円単位の金額が100pipsとなるのです。109.600円から109.700円に利確した場合は、10pips上昇したことになり、
109.600円から109.500円に利確した場合は、10pips上昇したことになるのです。

損切り方法

pipsの意味が分かったところで、次は損切り方法について説明します。

損切りは、自分の口座資金の2%から5%にするのが基本です
それ以下でも構わないですが、それ以上にするのはリスクが大きいのでおすすめできません。

口座資金が10万円の場合、
「口座資金100,000円=1,000pips」となり、損切りを2%とした場合、
「1,000pips×損切り2%=20pips」となります。

つまり、口座資金10万円で損切りを2%以下にしたい場合は、20pip以下で損切りをすればいいのです

手順3:最適ロット数を計算する

ロットとは、取引をするための通貨量の単位のことです。

FX会社によってロットが異なり、「1ロット=1万通貨」だったり「1ロット=10万通貨」だったりします。

ロットを使う理由は、「10,000通貨だったのに、間違えて100,000通貨にしてしまう」など、パソコンやスマホで桁数の入力ミスを防ぐためです。

ロットを使えば、シンプルに計算が行えるようになります

1回の取引における通貨量を見てみましょう。

「1ロット=10万通貨=1000万円分の通貨」
「0.1ロット=1万通貨=100万円分の通貨」

1万通貨を取引する場合、現金でいうと100万円を運用していることになります。

ロット計算の重要性

ロット計算の重要性は2つあります。

1つ目は、自分が負うリスクを明確にすることです。

例えば、損切り額が10万円、リスクリワード(損失 : 利益)が1:3の場合は「損失10万円 : 利益20万円」になります。
これを、「リスク:リワード=1:3」という言葉で表すこともあります。

2つ目は、損失だけが唯一トレーダーがコントロールできる、ということです。

利益は相場次第なので、どこまで行くのかが分かりません。
自分でできることは、「損失をコントロールする」それだけです。

上記の重要性が分かったところで、適正ロットの計算方法について説明します。
「為替金額100万円=10,000通貨(1ロット)=1pip」になるのでこれを利用して計算していきます。

例えば、

  • 口座資金10万円
  • リスク2%
  • 損切り幅10pips

の場合を考えてみましょう。

①pipsを計算する

「口座資金10万円=1,000pips」⇒「1,000pips×損切り2%=20pips」

②最適ロットを計算する

20pipsは2,000円なので、「損切り幅10pips×ポジション量=2,000円」です。

10pipsは1000円なので、「1,000円×ポジション量=2,000円」⇒「1,000円×0.2ロット=2,000円」
となります。

このポジション量だと2万円、つまり0.2ロットまで持てるということになります。

これを現金で考えると、
200万円(0.2ロット)持っていて、10pipsを変動すると2,000円動くことになるのです。

許容損失額を1万円とした場合の発注量の一覧は下記のとおりです。

10円 20円 30円 40円 50円
10pips 1,000,000 500,000 333,333 250,000 200,000
20pips 500,000 250,000 166,666 125,000 100,000
30pips 333,333 166,666 111,111 83,333 66,666
40pips 250,000 125,000 83,333 62,500 50,000
50pips 200,000 100,000 66,666 50,000 40,000
60pips 166,666 83,333 55,555 41,666 33,333
70pips 142,857 71,428 47,619 35,714 28,571
80pips 125,000 62,500 41,666 31,250 25,000
90pips 111,111 55,555 37,037 27,777 22,222
100pips 100,000 50,000 33,333 25,000 20,000

引用元 : https://www.fxfan.club/?p=50273

最適ロットを計算することのメリットは、許容リスクを超えたトレードを未然に防ぐことができることです。
無理のない範囲でのトレードができるよう、自分の許容できるリスクがどれくらいなのかを事前に把握しておくようにしましょう。

FX資金管理方法:「2%ルール」

負けないFXでは、資金管理に2%ルールを採用することを推奨しています。
これが最終的に負けにくいトレードをするために有効だと考えるからです。

ここでは、2%ルールを採用するメリットとなぜ2%なのかを解説します。

2%ルールの概要とメリット

2%ルールは、トレードする時に許容する損失額を2%までにすることです
とてもシンプルなルールですよね。

許容損失額は基本2%までとすることで、トレードチャンスを多く持つことができます。

初心者の方はそれ以下だったり、プロの方だったらそれ以上だったりで経験者によって違ってきます。
資金に余裕があれば、損失許容額を上げても良いかもしれませんが、FX初心者のうちは2%を上限にしておくのが良いでしょう。

2%ルールは、あくまで損失になりづらいメリットがあります。
より具体的にすると下記のメリットがあります。

  • レバレッジを最大限に活かせる
  • リスクが出にくくなる
  • 資金計画が立てやすい
  • 価格変動が出にくくなる
  • 含み損が出てもメンタルが比較的安定し、柔軟に損切りができる

なぜ「2%」なのか

一度にたくさんの許容損失額を賭けてしまうとすぐに退場してしまうケースがあります。
そこでトレーダーが長くトレードを継続できるように2%と決められたのです。

FX資金管理方法:勝率と損益比率のバランス管理

勝率と損益比率のバランスが悪い例

下記の表で破産確率を1%以上であること

勝率と損益比率のバランスが良い例

格の表で破産確率を1%未満であること

バルサラの破産確率表(損切り10%)

破産確率表 損益率%
50% 75% 100% 200% 300%

5% 100% 100% 100% 100% 100%
10% 100% 100% 100% 100% 100%
15% 100% 100% 100% 100% 100%
20% 100% 100% 100% 100% 100%
25% 100% 100% 100% 100% 99%
30% 100% 100% 100% 100% 27.7%
35% 100% 100% 100% 60.8% 8.20%
40% 100% 100% 100% 14.3% 2.50%
45% 100% 100% 100% 3.30% 0.80%
50% 100% 100% 99% 0.80% 0.20%
55% 100% 100% 1.32% 0.20% 0.10%
60% 100% 24.8% 1.70% 0% 0%
65% 100% 2.10% 0.20% 0% 0%
70% 12.8% 0% 0% 0% 0%
75% 4% 0% 0% 0% 0%
80% 0% 0% 0% 0% 0%

資金管理の重要な要素

資金管理で重要な要素は下記の4つです。

許容リスク

許容リスクとは、「損失が出てしまった場合、どれくらいまでなら受け入れることができるか」の度合いのことを指します。

  • どれくらい資金がマイナスとなっても生活に支障がないのか?
  • どれくらいまでなら資金がマイナスとなっても耐えられるのか?

これが許容リスクとなるのです。

勝率

勝率はその名の通り、トレードで利益を上げられる割合のことです。

例えば、10回トレードをエントリーしたうちに7回勝った場合は、70%の勝率となります。

ストップロス

ストップロスとは、日本語で損切りという意味になります。
損失が大きくなる前に損切りをすることは資金管理に取って最も重要な存在です。

初心者の方は許容損失額を2%以下にすれば安心となります。

損益の比率

損益のバランスが少しでも乱れてしまうと、損失になる傾向があります。

資金管理のルールを決めよう

資金管理にはルールがあります。
ルールを守ることで大きな損失を減らすことが可能です

資金管理を行ううえでの計算方法、1日の損失額、トレード回数について説明していきます。

リスクリワードレシオ、勝率について

まずはリスクリワードレシオ勝率の関係性とは何か?について説明します。
損益率ともいい、利確の幅と損切りの幅バランスのことです。

「平均利益 ÷ 平均損失×100%」

または

「平均獲得pips ÷ 平均損失pips」

を使い計算していきます。

「1未満であれば損大利小、1以上であれば損小利大」となります。

pipsを例に計算してみると、平均獲得18pips、平均損失10pipsの場合は、

「18÷10=1.8」⇒「1≦1.8」

となります。

1よりも大きいので、損小利大のトレードができていることになります。

金額を例に計算してみると、

平均利益10,000円、平均損失15,000円の場合は、

「10,000÷15,000=0.66」⇒「1≧0.66」

1よりも小さいので損大利小のトレードになってしまっていることになります。

適切なポジションサイズの設定

ポジションサイズとは取引枚数ともいいます。

まずは1回の許容トレードリスクを決めなければいけません。
1回の許容トレードリスクとは、1回のトレードを損切りしたら、どれだけ資金が減るのかのことです。

例えば、証拠金100万円、許容損失額2%の場合は

「証拠金100万円×0.02(2%)=2万円」

となります。

証拠金が増えていった場合には、金額が上昇していきますので心理的に耐えられないこともあります。

例えば、

証拠金1000万円、許容損失額1.5%

の場合は

証拠金1000万円×0.015(1.5%)=15万円

となります。

15万円の損切りに耐えられる人もいれば、耐えられない人もいます。
これは自分で決めるしかありません。

目安としては、5回損切りしても精神的なバランスが崩れない取引枚数を推奨しています

1回の許容トレードリスクが決まったところで、次はポジションサイズを決めていきます。

決め方は損切り幅を計算してから、ポジションサイズを決めることです。

なぜ毎回、ポジションサイズを変えないといけないのか?

損切り幅は、相場のボラティリティーによって変化します。
同じポジションサイズで毎回トレードしていますとリスクが一定にならないからです。

  • 証拠金100万円
  • 1トレードのリスク1.5%
  • 損切り幅18pips
  • ドル円レート90.50

上記の例を考えます。

まずは、ドルストレート通貨、2万通貨で計算していきます。
ユーロドルで1.3320買いエントリー、1.3300で損切りした場合は20pipsの損切りとなります。

20pipsを損切り幅にし、

「20pips×90.50(ドル円レート)=1,810円」
「15,000円÷1,810円=8.3通貨」

となります。

1日の最大損失額、連敗数の設定

リスクリワード比率やポジションサイズに続き、1日の最大損失額、連敗数の設定も重要になります。
1日の最大損失額は2%以内、1日の最大連敗数は3回以内に抑えたほうが無難です。

1日のトレード回数、同時に保有する銘柄数について

目安となるトレード回数は、手法によって異なります。

  • スキャルピング:1日に50回まで
  • デイトレード:1日に3回まで
  • スイングトレード:1週間に3回まで
  • ポジショントレード:1年に3回まで

中にはそれ以上トレードをする人もいますが、初心者のうちは、上記の回数に抑えたほうが無難です。

保有する銘柄数は、複数の通貨ペアのポジションを保有してしまうと、1つのトレードに集中できなくなる可能性があります。

初心者のうちは1つに抑えたほうが無難です。

資金管理をコントロールする方法

ここでは資金管理をコントロールする方法について解説します。

具体的なステップは下記のとおりです。

  • ステップ① : 勝率から自分に最適な損益比率を決める
  • ステップ② : 損切り2%ルールで損失を決める
  • ステップ③ : ポジションサイズを決める
  • ステップ④ : 見込みのあるトレードなのか判断する

それぞれ順番に解説していきます。

ステップ① : 勝率から自分に最適な損益比率を決める

まずは損益比率と勝率のバランスを考えてトレードすることが大切です。

損益比率が1:1で勝率50%のときは、プラスマイナス0
損益比率が1:2以上で勝率50%のときは、プラスとなります。

損失計算方法については、上述している「リスクリワードレシオ、勝率について」をご覧ください。

ステップ② : 損切り2%ルールで損失を決める

損切りするときは許容損失額を2%以下にすることが大事です。

ステップ③ : ポジションサイズを決める

上述している「適切なポジションサイズの設定」をご覧ください。

ステップ④ : 見込みのあるトレードなのか判断する

トレードするときに、果たして見込みがあるのか?それを判断するだけで損失が抑えることが可能です。

FXで使える資金の限度額を決める

FXで使える資金の限度額は決められていませんが、レバレッジは日本では最大25倍までとなります。

レバレッジを利用することで少ない資金からトレードは可能ですが、やり過ぎると強制ロスカットになってしまいます。

慣れないうちは、レバレッジの低いポジションからスタートすることがオススメです。
エントリーするときも計画に行うことも重要になります。

FXに資金管理だけで勝つ方法

なぜ多くの手法で勝てないのか?

どんなに勝てる手法でも、資金管理をしなければ、”コツコツドカン”に遭う可能性が上がり、最終的に勝つことは難しくなっていきます。

突き詰めれば、全体の管理をするだけでも、最終的に手元に残る資金は大きな差となるでしょう。

失敗事例から学ぶ、資金管理ができない原因

資金管理で失敗しがちな項目として考えられるのは、下記の通りです。

レバレッジの確認

証拠金からレバレッジを賭けるとき、しっかり考えずに賭けてしまうと簡単に証拠金維持率が100%を切ってしまい、強制ロスカットになる恐れがあります。

そうなると、追加証拠金が掛かってしまい、とんでもない請求になってしまうのです。

特にレバレッジの掛け過ぎには注意しましょう。

レバレッジについて詳しく学びたい場合は、下記記事も併せてご覧ください。

複利の罠

複利とは、利息の計算方法のひとつで、簡単に言うと「元金についた利息に対して更に利息がつくこと」を指します。

複利の罠とは、

  • FXで負けるのはなぜなのか?
  • どういう運用方法が複利に向いているのか?

など分からなく罠にはまってしまうことです。

100万円スタートで6ヶ月20万円増え続けたとします。

【勝率100%の場合】
1ヶ月目で、単利120万円、複利120万円
2ヶ月目で、単利140万円、複利144万円
3ヶ月目で、単利160万円、複利172万円
4ヶ月目で、単利180万円、複利207万円
5ヶ月目で、単利200万円、複利248万円
6ヶ月目で、単利220万円、複利298万円【勝率50%の場合】
1ヶ月目で、単利120万円、複利120万円
2ヶ月目で、単利100万円、複利96万円
3ヶ月目で、単利120万円、複利115万円
4ヶ月目で、単利100万円、複利92万円
5ヶ月目で、単利120万円、複利110万円
6ヶ月目で、単利100万円、複利88万円

勝率50%の場合は、±0で終わるぐらいのトレードの実力がある人です。
その人が複利を使うとお金が減っていく事実があります。

ですので、勝率によって有利か?不利か?が決まるのです。

複利の罠を知らずにトレードしている人が多いので意識しましょう。

損切りできればいいわけではない

損切りをしたとしても、やり方を間違えると大きな損失になります。

  • 損切りしすぎること
  • 損切りができなかった
  • 根拠のない取引をしてしまった
  • 損切りのタイミングが早すぎる

などには注意しましょう。

なかには、損切り貧乏の人もいます。

損切り貧乏とは、損失が大きくなる前に小さい損失のうちに損切りをすることです。
一変よさそうに見えますが、それはかえって損失になってしまいます。

損切りしないことはもちろん、損切りしすぎることにも注意して下さい

それらを注意するには、自分で決めたルールを守ることが大事です。

ルールがなければ、自分の目標が分からないまま適当な数値になってしまうことがあるからです。
それだと、レバレッジの賭け方や損切りなど資金管理がいい加減になっていきます。

自分で決めたルールをしっかり行うことができさえすれば、損失のリスクを減らすことが可能です

絶対にやってはいけないマーチンゲール法

FX取引しているほとんどの人は手法が大事だと思われがちで、どんなにすごい手法を身に付けて利益が上がったとしても、資金管理をしなければ、最終的に損失となるリスクが高くなってしまいます。

なかには危ない手法もあり、その1つが「マーチンゲール法」です。

マーチンゲール法とは、1度賭けに負けてしまい悔しいと思ったので、負けを取り戻すためにトレードのポジション量を増やすような方法を勝つまでくり返すような方法です。

FXのチャートは、マーチンゲール法によって管理できるほど容易な動き方をするわけではありませんので、トレードの勝率は負けの次は上がることはないと考えた方が良いでしょう

この場合、どのように資金管理をしていくかの対応策は下記のとおりです。

  • 勝って資金が増えたらポジション量を増やす
  • 負けて資金が減ったらそれに応じてポジション量を減らす

マーチンゲール法は、資金や損益の変動が激しくなり、精神的に大きなストレスにもなってしまうので、安定して稼ぐためには資金管理が重要です

手法を身に付けることも大事ですが、やってはいけない手法もあることにも気をつけましょう。

資金管理のテクニック紹介

資金管理をすることが難しい人向けにテクニックを紹介していきます。

テクニック1:テクニカル分析で相場を分析

テクニカル分析とは、過去から未来への値動きを予想することです。相場が上昇、または下落するという予測に基づいて取引をします。

テクニック2:ポジショニングをする

ポジショニングとは、自分の好きな位置を決めることです。

それに対し、ピラミッティングとは、買い増しすると同時に保有のポジションを増やしていく分割投資のやり方で

下記の3つがあります。

ピラミッド型

ポジションが増えるごとに取引量が減らしていく方法です。

逆ピラミッド型

ポジションが増えるごとに取引量も増やしていく方法です。

タワー型

最初にポジション持った量と同じ量の取引を行う方法です。

玉操作は「逆・複利の罠」を狙う資金管理

それらのポジションは玉操作で決まります。
玉操作とは、FXや株式投資をしたときのポジション操作です。

玉操作は「逆・複利の罠」を狙う資金管理でもあります
複利の罠の場合は、負けたらロットが下がり、勝ったらロットが上がる現象のことを指します。

それに対し、逆・複利の罠の場合は負けたらロットが上がり、勝ったらロットが下がる現象のことを指します

例えば、資金を100万円、リスクに晒す割合を10%の場合、

複利の罠では、
1回目のトレードに負けると100万円から90万円まで減少し、
2回目のトレードに勝つと90万円から99万円まで増加

もしくは
1回目のトレードに勝つと100万円から110万円まで増加し
2回目のトレードに負けると110万円から99万円まで減少。

このように、1勝1敗で1万円減ってしまうのです。

それに対し、逆・複利の罠では、
1回目のトレードに負けると100万円から90万円まで減少し、
2回目のトレードで勝つと90万円から101万円に増加。

もしくは
1回目のトレードに勝つと100万円から110万円まで増加し
2回目のトレードに負けると110万円から101万円まで減少。

このように、1勝1敗で1万円増えていくのです。

もっとシンプルなルールで説明すると、「100pips負けるごとに500通貨上げ、100pips勝つごとに500通貨下げた」場合は下記の表となります。

取引回数 取引前の資金 発注通貨数 利益(pip) 利益(円) 取引後の資金
1回目 1,000,000 20,000 -100 -20,000 980,000
2回目 980,000 20,500 100 20,500 1,000,500
3回目 1,000,500 20,000 -100  20,000 980,500
4回目 980,500 20,500 100 20,500 1,001,000
5回目 1,001,000 20,000 -100 20,000 981,000
6回目 981,000 20,500 100 20,500 1,001,500

「玉操作」のルール

玉操作のルールとしては、下記の2点が大事です。

  • 負けたらロットを上げ、勝ったらロットを下げること
  • 連敗や破産への対策・管理を行うこと

資金管理の勝ち方を理解するには?

資金管理のするうえでよくある質問は下記の通りです。

資金管理しなくても困らない

「利益が上がっているので資金管理する必要はない」と言う人もいるかもしれませんが、それでも資金管理は必要です。
資金管理しないままだと、ルールが決まらないまま自分の目標に合わない結果になってしまいます。

資金管理は欠かさずに行いましょう。

勝率が高ければ大丈夫?

関係ありません。

勝率が高くても、資金管理を前提にしたトレードをしていかないと、結果的に「コツコツドカンによって一気に損失が膨らむ」など、痛い目に遭ってしまうことがあります。

ストップロスは損失ではない?

ストップロスは損失と大きく関係しています。

ストップロスを考えることは、トレーダーにとっては非常に
重要な存在です。
なので、トレードするときはこまめに損切りすることが大事となります

正しい資金管理を理解すれば、大負けすることは少なくなります。

損切りするときは、資金の2%にするなど損小利大にすれば、自分に合った資金管理となり、安定した収益を見込むことができるのです。

資金管理のまとめ

資金管理をするだけでリスクを減らし、安定した収入を手にすることは可能です。

資金管理は、FXトレードを行う上で1番重要なことだと言っても過言ではないことを頭に入れておきましょう。