初心者におすすめのFX勉強法は?FXスキルを磨く3つのステップを解説
B!
FXは闇雲にトレードを重ねても上達しません。
正しい知識を身につけ、段階的に経験値を積み上げていかなければなりません。
9割の初心者は成功を急ぎ過ぎ、経験値が少ないままにトレードを重ね、口座破綻すると言われています。
「まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ」
ユダヤ人投資家、ジョージ・ソロスの言葉です。
今回は、FXのスキルを上達させ、長期間に渡って相場から利益を得続けるための勉強法を解説していきたいと思います。
FXの基礎知識を学ぼう
FXをやろうとする時に、まずやらなければならないことは、「FXについての基礎知識を学ぶ」ということです。
どんなスポーツにもルールがあるように、FXにも様々なルールがあります。
ここでは、FXが全くわからない人が最低限おさえておきたい、FXの基礎知識について解説していきます。
最低限、おさえておくべきFXの基礎知識として挙げられるのが、下記の2つです。
- FXの仕組み
- FXの始め方
それぞれ順番に見ていきましょう。
FXの仕組み
FXは、「外国為替証拠金取引」といい、証拠金を元に通貨を交換する事を意味します。
通貨を交換する際には、交換比率が存在し、これにより変動差額が発生します。
任意の通貨ペア等の変動差額で利益を得ていく事が、FX取引の基本となります。
もう少し詳しく学んでみたい場合は、下記記事で詳しく解説しています。
FXの始め方
FXの概要を掴んだら、今度は実際にFXでトレードをするための土台作りをします。
FXを始めるには、下記の流れを追っていく必要があります。
- FX会社の口座開設をする
- 証拠金を入金する
- FX取引開始
順番に解説します。
①FX会社の口座開設をする
まずは、FX会社の口座開設をしなければいけません。
各FX会社で、最低取引単位、スプレッド、通貨ペアなど違いがあります。
最低取引単位は、取引する為の最小単位の事です。自分の資金に合わせて選ぶ必要があります。スプレッドは、取引コストとなるので、出来るだけ狭い会社を選びましょう。
通貨ペアは、初心者の間はメジャーな通貨で経験を積むのがベストです。
②入金する
口座開設が完了したら、取引の為のお金を入金します。
大事な事は、少額で始めるという事です。少額でも最低取引単位の低いFX会社なら、十分取引の経験は積めますし、利益を出す事も出来ます。無くなっても生活に支障が出ない金額で始めましょう。
③FX取引開始
ルールを決めて取引を行いましょう。
損切りルール、資金管理、分析方法など、自分に合った手法を構築することが重要です。
最低限おさえておくべきFXの基礎用語
ここでは、FXをする上で必ずと言っていいほど出てくる専門用語について解説します。
スプレッド
売値と買値の価格差のことをいい、実質的な取引コストとなります。
スプレッドは通貨ペアやFX会社によって違いがあります。
スプレッドについて更に詳しく学びたい場合は、下記記事も併せてご覧ください。
レバレッジ
口座に入れた金額以上の取引を行う仕組みのことを言います。
少額でも大きな利益を獲得できる可能性がありますが、逆に大きな損失になる可能性もあるので注意が必要です。
レバレッジについて更に詳しく学びたい場合は、下記記事も併せてご覧ください。
スワップポイント
通貨の金利差を利用した利益をスワップポイントと言います。
スワップポイントは2国間の年間金利差を日割り計算により算出されます。
スワップポイントについて更に詳しく学びたい場合は、下記記事も併せてご覧ください。
ロスカット
大きな損失が発生した時に、強制的に保有ポジションを決済し、取引を終了させる制度です。
ロスカットについて更に詳しく学びたい場合は、下記記事も併せてご覧ください。
証拠金、証拠金維持率
証拠金とは、取引の為の担保にするお金のことです。
証拠金維持率とは、ポジションの必要証拠金に対しての、FX口座内の純資産の割合を指します。
証拠金維持率が低くなり過ぎないように注意が必要です。
最低限おさえておくべきFXの注文の種類
FXには、複数の注文方法があります。
ここではそのうち、全ての注文のベースとなる「成行注文」と「指値/逆指値注文」について解説します。
成行注文
成行注文は、現在表示されているレートで売買を行う事を言います。
指値/逆指値注文
指値注文は、現在の価格より安く買いたい時(または高く売りたい時)に、価格を設定しておくと、設定した価格に達した時に自動的に注文を行ってくれる仕組みの事です。
逆指値注文は、価格が上昇した場合に設定した価格以上で買いたい時(または価格が下落した場合に設定した価格以下で売りたい時)に自動的に注文を行ってくれる仕組みの事です。
この他、OCO注文やIFD注文など、感情に左右されず損切りや利益確定を行ったり、チャートに四六時中張り付いていなくとも、安心して取引を行う事が出来る注文方法があるので知っておくと非常に便利です。
FXの注文方法についてより詳しく学びたい場合は、下記記事も併せてご覧ください。
基礎知識を学ぶための主な勉強方法
初心者がFXを学ぶ時に思いつくのが、「インターネット」と「書籍」ではないでしょうか。
どちらも有効な手段ですが、双方にメリットとデメリットが存在するので、自分に合った方法で知識を身につけていきましょう。
①FXの基礎を学べるWEBサイトでの勉強
今の情報社会では、有益な情報が無料でインターネット上に溢れています。
お金をかけずとも、必要な知識はWEBサイトで学ぶ事が出来るでしょう。
ただし、インターネット上には様々な情報が溢れかえっている為、自分にとって有益な情報とそうでない情報の区別をつけ、情報の取捨選択を行う事が必要です。
②書籍での勉強
書籍での勉強も有効な手段です。
書籍では、基礎的な事から応用まで分かり易くまとめてくれています。
1冊で必要最低限な事が十分学べますし、インターネットの情報で何を調べれば良いかわからない、という人には書籍での勉強がオススメです。
ただし、FX専門家の執筆する書籍は、初心者にとってはわかりにくい部分もあり、実際にFXを始めるまでに時間がかかってしまうことも考えられます。
書籍の知識を全てを理解しようとし過ぎずに、部分的にインターネットによる勉強を取り入れるなど、柔軟に取り入れていきましょう。
当サイトでおすすめしている書籍をまとめた記事もありますので、書籍で学びたい場合は参考にしてみて下さい。
FXのデモトレードを試してみる
FXを学ぶもう1つの手段として、「実際に取引をしてみる」というものがあります。
いやいや、何もわからないのに取引をしたって損しかしないでしょ…
とお思いの方、確かにその通りです。
ですが、FX会社によっては「デモ口座」という、自分だけの架空のFX口座を作ることが出来ます。
デモトレードとは?デモトレードの概要
デモトレードとは、FX取引の練習用ツールで、取引を行ってもお金はかからないゲームのようなものです。
まずは、取引のやり方やチャートの見方など、使い方を覚えましょう。
デモトレードで実際に取引をしてみて、チャートの見方を覚える
デモトレードで実際に取引をしてみて、チャートの見方を覚える
デモトレードで、チャートをしっかり見れるようにする事が重要です。
チャートはエントリーの根拠となります。
学んだ知識やテクニカル指標を駆使して、チャート分析をします。
どの時間足で見るか、どのテクニカル指標を使うか、資金管理をどうするか、損切りルールをどうするか、など出来るだけ実際のトレードだと思ってチャートを分析します。
そして自分に合った手法を探して、デモトレードで利益を出せるようになるまで試してみましょう。
いきなり大金でトレードをするのは厳禁
デモトレードで利益を出せたからと言って、大金で実際のトレードを行うのは危険です。
デモトレードでは感じる事が出来ないマネープレッシャーが、実際のトレードでは襲ってきます。
無くなっても生活に支障が出ない金額で始めるべきです。
自分のリスク許容度がわからない場合、まずは小さい金額から取引をしよう
損失を抱えると、感情が揺さぶられます。
人間はFXにおいて感情が揺さぶられると、損失を回避したい気持ちになり、損切りルールを守れなくなる傾向があります。
金額が大きくなればなるほど、この傾向は強くなります。
例えば、損失1万円では損切り出来ますが、損失が100万円まで膨れ上がると損切りボタンが押せないのです。
自分の許容度を見極める為にも、最初は小さい金額で始めるべきです。
トレードをしたら、自分のトレードを振り返るための「トレード日記」をつけよう
利益を出した時はもちろん、損切りをした時にフィードバックをすることで、トレードの精度は格段に上がります。ルール通りに取引が出来たかどうかの見直しが出来ますし、失敗した時の原因の追求にも役立ちます。成長する為にトレード日記は必須となります。
GemForex(海外FX)は、口座開設をするだけで証拠金ボーナス(入出金はできないがトレードに使えるクレジット)がもらえます。
ノーリスクで実際のトレードができる数少ないFX会社なのでおすすめです。
期間限定でお得なキャンペーンを行っているので、試してみてはいかがでしょうか。
https://gforex.asia/vip/90754/top
GemForexについて詳しく知りたい場合はこちらも併せてご覧ください。
FX初心者にオススメの取引スタイル
初心者は、含み益や含み損に一喜一憂してしまうものです。
スキャルピングは超短期トレードの為、1日に何度もエントリーを行う事となります。
エントリーの度にスプレッドが発生する為、実質的に取引コストが多くなります。
超短期取引(スキャルピング)は、難易度が高いため、あまりおすすめできません。
短期トレードになればなるほど、チャートは細かく激しく上下動し、よりランダムな動きになる傾向があります。
そのため、テクニカル指標が機能しにくく、ダマシ発生も多くなります。
さらに、感情のコントロールや資金管理も難しいので、初心者にはオススメしません。
最低でもデイトレード、できればスイングトレードを軸にトレードしていくのがおすすめデイトレードやスイングトレードであれば、勉強したテクニカル指標を駆使しながら、ルールを守って感情的にならないトレードを行う事が可能です。
初心者のうちは、少額かつ長期トレードの方がリスクは低くなるでしょう。
そして経験を積みながら、自分に合った取引スタイルを模索していきましょう。
初心者にありがちなFXトレードの失敗例
とりあえずリアルトレードしてみる
根拠のないトレードは、たとえそこで利益が出たとしても、長続きしません。
ギャンブルと同じで、必ず破綻します。
知識をつけて根拠あるトレードを心掛けましょう。
そして、トレード日記をつけて、次に生かせる様に学習していく事が重要です。
同じ過ちを繰り返さないだけで、勝てる可能性はかなり上がります。
負けを取り返そうとして、より大きなロットで取引をする
資金を失くす王道パターン負けると感情的になり、取り返したい気持ちが抑えられなくなります。
取り返すために大きなロットで取引してしまい全資金を無くしてしまいます。
FXの基礎を学び、自分のトレードルールを作ってからトレードをしよう自分に合ったトレードルールを構築する必要があります。
そして、負けても感情的にならない資金管理で取引を行わなければなりません。
損切りができず、多額の含み損を抱えてしまう(ロスカットされてしまう)
トレード時には、今後の値動き予想に反した場合の損切りポイントを予め決めておき、そこを下回った場合は、必ず損切りをする損切りルールは厳守しなければなりません。感情的になり、ルールを破れば致命傷となります。損切りルールを破らない為には、感情的にならない資金管理が重要になります。
資金が残っていれば、また次のチャンスに挑めます。
初心者のうちは負ける可能性が高いです。
しかし、その負けを経験として次に生かす事ができれば勝つ事が出来ます。
まずは相場に生き残る事が重要です。
初心者におすすめのFX勉強法のまとめ
いかがでしたか?
勉強方法は、FX初心者が成功を掴む為にとても重要な要素です。
勉強方法を間違えば、1度の失敗で再起不能に陥る事もあります。
感情的にならず、リスクの少ない負けにくい方法で経験を積んでいく事が重要です。
継続的に学んで、少しずつスキルアップしていきましょう。